ひとり会議の教科書

 

『1日10分であらゆる問題がスッキリする「ひとり会議」の教科書 (Sanctuary books)』

山崎 拓巳 (著)

 

目の前の「やるべきこと」「やりたいこと」に対してぐーっと集中できていますか?

 

日々生きているだけで、あらゆる問題が出てくると思います。

 

そんな中、忙しさに流されて、「やるべきこと」や「やりたいこと」を見失っている人にオススメの本かと思います。

 

まず何から手をつけていいのかわからない・・・

 

そんな時は頭の中がいろんな情報が散らかっている状態です。

そこで、本書で紹介している「ひとり会議」がオススメ

 

問題を整理するのに効果的な手法です。

何か新しいアイデアを考えるのにもオススメかもしれません。

 

 

目次

ひとり会議の具体的なやり方

 

以下の議題を自分自身に問う

 

  1. 今直面している問題をすべて書き出す。 
  2. それぞれ「どうなればいいか?」
  3. それぞれ「どうすればそうなるか?」
  4. それぞれの答えを「○○する」

 

→ To Doのカタチにして、スケジュール帳に書き込む。

 

つまり、「現状の問題をポジティブな状態にする質問」をします。 

そしてその答えを、言葉にしたり、文字にします。

 

パソコンや、スマホのメモでも良いとは思いますが、紙に書くのが良い。

または、人に話したりするのが一番効果的。

 

重要な事は、「積極的にテーマを持って、自分に質問を投げかける」 という事。

 

ひとり会議をする場所

 

朝に一人で集中できるところで行うのがベスト。

経験上、カフェなどで行う場合はあまり窮屈な場所は避けた方がいいです。

そして空いている時間を狙った方がよいです。

 

なぜ朝にひとり会議をした方が良いのか?

 

朝は、睡眠後に頭の中の情報が整理されてスッキリしている状態なので、余計な事を考えずに集中しやすいからです。

 

それに、朝に気持ちをスッキリして1日を始める事ができれば、ベストな1日にできます。

 

楽しくできるように工夫する

 

基本はノートやペンを使ってひとり会議をすればいいと思いますが、たまにはスマホやパソコンに変えてみたり、新しいノートやペンを新調して気分を変えてみたり。

 

気分を変える事によって、自分のノせてあげるのが継続するコツだと言えます。

ストイックにやろうとすると、嫌になって最終的にやめてしまってはもったいないので。

 

自分が「これなら楽しくできる」という方法を模索していくと楽しくなってきます。

 

 

ひとりブレーンストーミング

PexelsのSomchai Kongkamsriによる写真

 

ブレーンストーミング

略してブレスト

 

  1. 人の発言を分析しない
  2. 結論を出さない
  3. ぶっ飛んだ考え方を歓迎する
  4. アイデアの質より量を重視する
  5. 人の意見を否定しない

 

通常は上記のルールを踏まえて、3人以上で行う会議の事をブレストといいます。

 

ひとり会議で、自分自身にブレストのルールを当てはめて考える事によって制限のない状態で思考する事ができます。

 

自分の制限(枠)をはずして

「本当はどうしたいのか?」

「本当はどうありたいのか?」

という「本当は・・・」

を突き詰めて考えて行くのが大切だと言えます。

 

それによって、自分が本当に望んでいる事を考えていきましょう。

 

 

 

すきまの時間にチャンスがある

 

 

子供の時は、好きな事にとことん集中する事ができる時間がまとまって存在していましたが、大人になるとまとまった時間を捻出するのって難しいですよね。

 

平日は仕事で疲れて帰宅し、休みの日は家でダラダラしたいし、友達と飲みに行ったりと・・・

 

だからこそ、すきま時間にチャンスが存在しているのだそう。

 

すきま時間って必ずみんなありますよね。

だれかと待ち合わせしている時

エレベーターに乗っている時

電車に乗っている時

コンビニのレジを待っている時

 

そのすきま時間にやることを作っておく方法として、

「5分あったらやることリスト」を作成していくことがおすすめです。

 

 

自分の枠をとりはらう

 

 

今の自分自身って、今まで自分が選択してきた行動による出来事の積み重ねによって形成されています。

 

あらゆる

「成功」した経験

「失敗」した経験によって、

 

選ぶようになった選択肢

選ばなくなった選択肢があると思います。

 

 

カラオケで歌を歌って友達に笑われた

社会人になって、カラオケで歌を歌ったら変な空気になった

「もうカラオケで歌うのやめよう」

みたいな感じです。

 

 

この選択肢は日々無意識に選択しているといいます。

 

無意識というのは、

・靴を右足と左足どちらから履くか?

・お風呂で体のどこから洗うか?

・歩くときにカカトをどのような角度にしてあるいているか?

などなど。

 

無意識って意識しないと気づけないことですよね。

 

つまり、無意識に自分が選びたい選択肢を常に選択しているということです。

 

これをホメオスタシスという体の仕組みが影響しているんだとか。

 

ホメオスタシスとは、体温や血糖値などを常に同じ状態にキープしようとする、生命を維持するのに欠かせない機能のことです。

 

これが影響することによって、自分らしくない行動をとろうとすると、体がもとに戻そうとします。

 

たとえば、

「よし!一人会議やるぞ!」

ってやる気がでたとしても、

「いやいや、お前らしくないからやめとけ!」

って止めにかかってきます。

 

「やる気がでた!」=「異常な精神状態」

として認識されてしまうからです。

 

自分らしさという自分のワクを飛び出す方法

 

自分の枠を飛び出して、ホメオスタシスに引き戻されないための方法として以下の3つの方法が紹介されています。

 

1ぶっ飛んだ夢を持つ

 

まるで実現させる方法がわからないような壮大な夢を持つことによって、

方法すらわからないような夢を持つことによって、過去の経験の延長線上の外に視点がいく

 

2あこがれの群れに飛び込む

 

自分が目標としていることを既に叶えている人と時間を共にすることによって、自分の中の「自分らしさ」が強制的にかきかわります。

最初は非常に居心地がわるいと思いますが。

 

3すでにうまくいったふりをして生きる

 

もう叶ったと思って、

そのような表情、

そのような立ち振る舞いをしていると、

潜在意識(無意識)が勘違いをしはじめるんだとか。

 

 

ひとり会議デラックス

 

ひとり会議は「日次」として基本的に毎日行うのが理想。

ひとり会議デラックスは「月次」として毎月おこなうひとり会議のことです。

 

 

自分の本当にやりたいこと

 

アナタの本当に求めていることってなんですか?

 

突然聞かれて答えられる人はほぼいないといいます。

そこで、自分自身の本当に求めていることを知るためのワークをする必要があります。

 

重要なことは

その答えを答えた後に現れる、

その次の感情(=答え)なんです。

 

そのものごとを書き出すことによって、

自分の深層心理の部分が見え、

自分自身が意識していなかったような考えや、アイデアをひらめくことができます。

 

ひとり会議デラックスのオススメ質問集

 

本書で紹介されている、山崎 拓巳さんのオススメの質問集です。

 

オススメの質問1

子どものころ、なにが好きだったか?

 

誰もが子供のころは自分の好きなことに没頭していたと思います。

 

しかし、

大人になるとやるべき事にあふれ、

自分が何がすきなのか?

という事が見えなくなっていきます。

 

この質問によって、

「WANT TO」を復活させます。

 

オススメの質問2

制限がないなら、どんな将来をのぞむか?

 

自分が何をやりたいのか?という事は、周りの状況によって制限されていたりします。

お金の制限や、時間の制限、人間関係の制限など。

その制限を一度取っ払い、

今一度

「本当は何を求めているのか?」

という事を考えます。

 

オススメの質問3

自分が一番輝いていたのはいつか?

 

思い出すだけで高揚感が溢れるような過去の出来事。

その頃の気持ちを蘇らせる事によって、これからの人生を大きく動かしてくれる大切な記憶。

たまに表面上にだしてあげる事によって、

モチベーションに繋がります。

 

オススメの質問4

人生で一番つらかった時、どうやって立ち直ったか?

 

つらかった思い出というのはたくさん覚えているものです。

しかし、「立ち直った方法」だけを思い出します。

この方法というのは、未来を切り開くヒントが隠されています。

現在悩まされている問題も同じように解決できる可能性があります。

 

オススメの質問5

知らない人が30人いる。彼らと打ち解けていく過程で、あなたは彼らに何をしてあげたいか?

 

自分の好きな事、得意な事によって人を喜ばせるにはどんな方法があるか?

状況をよくイメージして、じっくり考えます。

すると、何か新しいアイデアが思い浮かぶかもしれません。

 

オススメの質問6

自分の得意なことは何か?自分の苦手な事は何か?

 

自分の得意なこと=かんたんだと感じている事

だから得意な事を聞かれても即答できる人はあまりいません。

 

自分の苦手な事を得意としている人がまわりにいるかも。

逆に自分の得意な事を苦手としている人がまわりにいるかもしれません。

お互いの才能を輝かせましょう。

 

オススメの質問7

誰に手伝ってもらうといいですか?

 

山崎 拓巳さんが本田健さんに

「人生を変える質問」を訪ねたところ、

教えてもらった質問なんだそうです。

 

うまくいく人は常に誰かに助けてもらっている

うまくいかない人は常に自分ひとりで頑張る

 

人の手を借りる習慣がある人が成功するという事。

 

オススメの質問8

死ぬとき、何を後悔するか?

 

忙しさに流されているうちに、

大切な事に目が行かなくなりがち。

 

この質問に答えた後、目の前の現実が違って見えます。

 

オススメの質問9

今、あなたが会いたい人は誰か?

 

毎日顔を合わせる人もいれば、

なかなか会う事ができない人もいます。

会うべき人や、なんども会いに行くべき人。

それは誰なのか?

 

オススメの質問10

人生で夢を叶えたのはいつか?

 

今まで、目標を達成した体験。

受験、恋、部活、就職、仕事など。

その時の事をもう一度振り返り疑似体験をする事によって、

「やればできる」という気持ちを強化。

 

オススメの質問11

人生で一番輝いた瞬間の感情は、「体のどこらへんにある?どんなカタチをしている?色は?温度は?かたさは?」

 

人間の、発達してきた脳のしくみ上、

「考える脳」

「行動させる脳」

のふたつに別れています。

実際に行動を起こす事を司る場所と、

「感じる」「考える」という場所が同じであるため、

「感じる」を再現する事によって、

その時の力を目覚めさせます。

 

オススメの質問12

  • 目標は何か?
  • 何が上手くいっているのか?
  • 何が上手くいっていないのか?
  • だから何をするべきなのか?
  • これらの質問によって、手に入れたものは何か?

 

一方的に相手に答えを教えるのがティーチング。

相手の中から答えを引き出すのがコーチング。

上記の質問によって自分自信をコーチングし、

答えを引き出す。

 

オススメの質問13

一瞬にして今の状況を変えるにはどうしたらいいか?

 

脳は与えられた指示の通りに思考を進めるんだとか。

かなり極端な質問ですが、

不思議と脳はその答えを導き出そうとする。

 

自己採点方式で目標設定

 

目標を設定してもなかなか自分で決めた通りに行動できなかったりします。

そんな時って自己嫌悪に陥ったりしますよね。

 

達成したいと思って立てた目標なのに、

なぜ行動できなかったのか?

 

それは、

具体的に自分が望む状態をイメージできていなかったから。

 

具体的なイメージを持つようにするには

まずは、以下の質問に答える 

 

  • やらないといけないけど、やりたくないことはなに?(100点満点で何点?)
  • それをすることで、手に入るものは?(手に入ることを実感し、もう1度評価する)
  • 100点にするには、どういう意味を与えればいい?
  • さらに120点にするためには、どういう意味を与えればいい?

 

たとえばダイエット。

単純にダイエットしたいと思う気持ちを点数に表した場合が「20点」だったとします。

次に、「ダイエット」によって手に入るものをイメージ。

それが、「出てきたお腹をひっこめたい」だとしたら何点か?

 

すると、20点が40点くらいになりますね。

 

次に、この40点をどうしたら100点にできるか?

を考えます。

 

100点にするには?

「かっこよくなるためのダイエット」

120点にするには?

「モテるためのダイエット」

 

こんな感じに、

自分がどんなタイトルだったら具体的なイメージをできるか?

という風に考えていきます。

 

すると、

意味合いが変わって気持ちが変わる

気持ちが変わる方行動できる

 

 

まとめ

 

ひとり会議を毎日行うべきとありますが、

この本質は、思考の癖を変える事にあると捉えています。

 

多くの人はこんな感じにマイナス思考です。

「またうまくいかなかった・・・」

 

このマイナスに思考してしまう癖を

ひとり会議をする事によって矯正する事ができるのです。

 

「またうまくいかなかった・・・」

「どうしたらうまくいく?」

 

潜在意識下にこの思考の癖をつけ、

常に問題に対して、

「どうしたらうまくいく?」

を考えるようになれば最高ですよね。

 

脳は答えず探し続けてくれるそうなので。

 

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