【7つの習慣】インサイドアウト(土台の考え方)

PexelsのSomchai Kongkamsriによる写真

インサイドアウトの考え方が土台にあるかないかで、読書の効果に「天文学的なレベルで違いが出る」といっても過言ではないと思います。

 

インサイドアウトとはどんな考え方なのか?

 

 

目次

7つの習慣が執筆された経緯

 

約30年前に執筆された本にも関わらず、

いまだにビジネス書のランキングなどに入ってくるのを見かけます。

 

各有名雑誌にもこんな形で紹介されています。

 

【フォーブス】

「もっとも影響を与えたマネジメント部門の書籍」のトップ10。(2002年)

 

【チーフ・エグゼクティブ・マガジン】

20世紀にもっとも影響を与えた2大ビジネス書」のひとつ。

 

【プレジデント】

 特集「どの本&著者が一番役立つか」の1位。(2008年)

 

【ダイヤモンド】

特集として30ページにわたり7つの習慣を紹介する。(2010年)

 

【タイム】

The 25 Most Influential Business Management Books」

 25の最も影響を与えたビジネス書)のひとつ。(2011年)

 

出典:wikipedia

 

なぜこれほど7つの習慣が支持されるのか?

 

それは、時代が変化しても対応できる普遍的な原則についてが書かれているからなんです。

 

200年間さかのぼり成功文献を研究

 

1976年。

当時アメリカは、

国が独立してからの200年祭で盛大にお祝いをしていました。

 

著者であるスティーブン・R・コヴィー先生は、

国のために何が役立つ研究をしたいと考えていました。

 

そこでこんな事を思いついたのが、

200年間の成功に関する文献を研究し、

それを国の誕生日プレゼントとして捧げよう。

 

想像してほしいのですが、

200年間の文献とはどれほどの量なのか?

 

日本でも年間に約5000冊の本が出版されると言われています。

 

つの習慣が執筆されたのは、1989年。

つまり、約20年間の研究成果が7つの習慣に詰まっているのです。

 

〇〇するは無意味

 

200年間の成功に関する文献をさかのぼっていくと、

はっきりと傾向が別れていました。

 

最近の50年間は、

表面的に問題を解決させたかの様に見せかける方法。

つまり、問題に対して応急処置的アプローチすればいいという内容。

 

成功するために必要なのは

「テクニック」「手法」「マニュアル」「ノウハウ」

などのの、「やり方」を教えていました。 

この考え方を『個性主義』と名付けました。

 

 

50年前〜200年前までの150年間には、

成功するには、自分自身がどういう人間であるか?が非常に大事。

仕事で成功したかったら「勤勉」でありなさい。

人間関係をよくしたいのであれば「誠実」でありなさい。

「忍耐」づよくありなさい。

「誠意」のある人間でありなさい。

このように、『どのような人間であるのか?』

 

という、人格に対する事が書かれていました。

これを人格主義と名付けました。

 

一時的な問題解決だけで良いのか?

 

なぜ、最近の50年間がこのような傾向になってしまったのか?

 

それは、

望む結果を早く手に入れる傾向が非常に多くなってしまったからだと考えられています。

 

こんなタイトルの本を見た事ないですか?

「たった1分で人生が変わる」

「〇〇茶を飲むと20歳若返る」

「かならず結婚できる方法」

「年収が10倍上がる仕事術」

 

まさに、テクニック本って感じのタイトルですよね。

 

しかし、たった1分で人生が変わるのでしょうか?

仕事術で年収が10倍になるのでしょうか?

 

人間はロボットのように、即座にプログラミングした通りに動きません。

農場のシステムのように有機的な見かたをしなくてはいけません。

 

春にタネを撒いて育てていった結果、

秋に収穫ができる。

 

夏になってから、急いでタネを撒いて、

秋に収穫するなんて無理ですよね。

 

しかるべき手順を踏んでいく事によって、

望む結果を得る事ができるといえます。

 

こういった個性主義のアプローチというのは、

つまり近道があるんじゃないか?

という人間の心理につけこむようなものです。

 

永続的な行動変化で問題を解決する方法

 

反対に、人格主義のアプローチはこのような感じです。

 

「勤勉でありなさい」

「誠実でありなさい」

「忍耐づよくありなさい」

 

このあり方というのは、

行動の前にあるものです。

 

勤勉であると、自然と勤勉な行動をとるようになります。

誠実であると、自然と誠実な行動をとるようになります。

忍耐づよくあると、自然と忍耐づよい行動をとるようになります。

 

行動のまえにある、人格に対してのアプローチなんです。

 

つまり、

 

行動の前には「あり方」がある。

この「あり方」を変える事によって、永続的な行動変化をうむ事ができる。

 

農場のシステムでいう、

人格というタネをまき、

しっかり時間をかけて育てていき、

行動変化という望む結果を手に入れる。

 

という事なんです。

 

行動のまえには、「あり方」がある、

では「あり方」の前には何があるのか?

 

それはものの見かたなんです。

 

ものの見かたの土台にある考え方が、

 インサイドアウトという考え方なんです。

 

 

インサイドアウトとは

 

インサイドアウトとは、

あらゆる問題の原因は、

自分自身にあるという考え方になります。

 

たとえば、

仕事がつまらないのは、上司のせい。

自分の性格が暗いのは、今まで育ってきた環境のせい。

人前で自信をもって喋る事ができないのは、親の育てかたのせい。

 

こんな風に、

誰かのせいにしたくなる時って誰しもあると思うのですが、

「仕事がつまらない」という問題を解決するのに、

効果的な考え方ではありません。

 

上司を自分が変える事はできないからです。

 

自分が変わるしかないのです。

 

上司ともっとコミュニケーションをとって、

お互いに気持ちよく仕事ができるように努力する。

もしくは、転職をする。

 

ものの見かたがどれほどの威力を発揮するのか?

ちょっとしたお話を紹介します。

 

ものの見かたが変わる事による威力

PexelsのSomchai Kongkamsriによる写真

とある、女性がイギリスへ一人で海外旅行にきていました。

 

その旅から帰るため、空港で飛行機を待っていました。

 

フライトまで時間があったので、

ビスケットを買って、

待合のスペースで待つ事にしました。

 

そこへ、とある紳士風な男性がきて、隣に座りました。

 

しばらくすると、女性がさきほど買ったビスケットの封をあけて、食べようとした瞬間、ある事に気づきます。

 

となりに座っていた男性が自分のことをジッと見つめていたのです。

 

あまり海外で変なかかわりをもちたくなかったため、

そのまま無視していました。

 

しかし、

 

女性がビスケットを食べると、

男性もその同じビスケットを1枚食べてしまいました。

 

つまり、女性が食べているビスケットを、

無許可でかってにつまんでいるのです。

 

最後には、

1枚だけビスケットが残り、なんと、

男性がそのビスケットを半分に割り、

ホロっと笑って女性に渡しました。

 

ビスケットを食べ終わると、

男性は何も感謝の言葉もなく、

その場を去ってしまいました。

 

完全にドロボウですよね。

 

ここで、

この女性がこの後にとる行動を想像してみてください。

 

飛行機に乗り、機内食を食べているとき、

隣に先ほどの男性が座ったとします。

 

恐らくその女性は、

「さっきは油断したけど、今度は許さん」

って感じで男性を睨んだりするかもしれません。

 

その光景をたまたま何も知らない上司であるアナタが見ていたら、

こう思うはずです。

 

部下であるその女性に対して、

お客様の前にあの子をだすのをやめよう。

 

人に対してのコミニュケーションに関する研修をさせるかもしれません。

 

しかし、

その研修をうけても、先ほどの男性が隣に座ったら、

睨むという行動に戻ってしまいます。

 

個性主義の方法で行動を変えようとしても無駄なんです。

 

 

実はこの話には続きがあります。

 

 

フライトの時間になったため、女性は立ち上がり、

チケットを取り出そうとカバンを開けると、

そこには。。。

 

 

ビスケットが入っていたのです。

 

 

つまり、

さっき女性が食べていたビスケットは、

男性のビスケットだったんです。

 

男性に対して抱いていた見かたが、

変わりますよね。

 

人のビスケットを勝手に食べるなんて。。。

 

と思っていたのが、

実は自分が勝手に相手のビスケットを食べていたのです。

 

最後の一枚まで、

半分に割って食べさせてくれるめちゃくちゃやさしい英国紳士でした。

 

このものの見かたがどれくらい続くか?

 

1ヶ月後には元のものの見かたに戻るか?

1年後には戻ってしまうのか?

5年後か?

 

恐らく

ほぼ永久的に変わらないですよね?

という事は、永続的な行動変化がおきるのです。

 

インサイドアウトまとめ

 

ものの見かたが変われば、あり方がかわる。

あり方が変わる事によって、行動が変わる。

 

このインサイドアウトについて、

7つの習慣の25%くらいのボリュームで書かれています。

 

それほどのボリュームで伝える必要がある重要な事なんです。

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